シンポジウム「北東アジアのスイッチ・日本海-米朝首脳会談後の北東アジアと環日本海」

     現在の北東アジア情勢は、本年4月に開催された朝鮮半島南北首脳会談、6月に開催された米朝首脳会談の後、北東アジア情勢は米韓軍事演習が中止されるなど、政治・軍事情勢が経済情勢に先行して大きく動いている。政治的側面から俯瞰した場合、北東アジア地域における政治的アクターはアメリカ、日本および韓国と、ロシア、中国および北朝鮮、そして中立的立場にあるモンゴルに分裂しているが、この現状はこの様なダイナミックな動きにより打破されつつある。しかし一方で北東アジア地域では経済が政治に対する従属変数となっており、北朝鮮に対する国連経済制裁やわが国の独自制裁の実施など、未だ経済情勢は政治情勢ほどの変化が見られない。
  北東アジア地域すべての国と関係する環日本海地域における協力関係も、当然のことながら国際情勢とは無縁ではない。かつて新潟港と北朝鮮・元山港を結んだ万景峰号は経済制裁の関係で日本への入港を拒否され、しかし一方で北朝鮮・羅先地域の港には中国資本やロシア資本が入るなど、新たな動きも見られる。
  本シンポジウムは二部構成をとる。第一部では、元国連北朝鮮制裁パネルの日本代表であった、早稲田大学名誉教授の山本武彦先生に基調講演を頂き、その後第二部として気鋭の国際政治学者、国際法学者を集めて現在の北東アジア情勢を環日本海地域の情勢と関連させて報告を行い、今後の庄内地域、山形県と国際関係のあり方に関して再考を行う。

*日 時:平成30年9月22日(土) 9:30受付開始 10:00~13:00
*会 場:東北公益文科大学酒田キャンパス 中研修室1

*開会挨拶、進行:玉井 雅隆(東北公益文科大学 准教授)
*基調講演:山本 武彦(早稲田大学名誉教授)
      「米朝首脳会談後の朝鮮半島と日本外交」
*パネルディスカッション
 パネリスト:庄司 真理子(敬愛大学教授) 「国連とアメリカ・北朝鮮」
 パネリスト:奥迫 元(早稲田大学教授) 「国際関係論から見た東アジア」
 パネリスト:宮脇 昇(立命館大学教授) 
       「摂氏38度と北緯38度:トランプの勝利とプーチンの平和」
 パネリスト:玉井雅隆(東北公益文科大学准教授)
       「庄内・山形県から見た北東アジア-平和構築と環日本海地域」
 司会兼コメンテーター:玉井良尚(京都学園大学講師)
*問合せ先:東北公益文科大学 地域共創センター TEL:0234-41-1115

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